Vol.19「 昔、ほんとにあった出来事です。」
よっしゃ!今日はまず朝の通勤ラッシュの風景から撮影していくからな!
そのあとホームに入ってきた電車から降りて来た主人公が人混みを掻き分ける中、
オープニングタイトルがどーん!と入るからよろしく。

ほな行こか!

よーい、アクション!


カット、カットー!

助監督!あかんあかん。
あんなでかいエキストラ連れてきたら目立ってしょうがないがなぁ。
のっけからあいつにくぎづけになってまうやろが!
確かに作品のタイトルは「あいつにくぎづけ2008」やけど、
意味が違うやろ!

君!そこのでかい君やがな。

君なぁ、目立ってしょうがないからこのシーンは外れといてくれるかなぁ。
人混みが人混みになってない感じやから。
ごめんな、先にロケ弁食べといてええから。

すんません監督…

Vol.18 「なんか、前が邪魔!」
最近の台所は、ガスコンロの上に、換気扇が直接備え付けられて
いるのがマンションなどでは主流のようで、
昔ながらの壁に埋め込まれたヒモを引っ張るタイプはおしゃれ
じゃないようです。
撮影の為に借りたハウススタジオのキッチンもコンロの上に
備え付けられてるタイプ。

ということは…やっぱりこうなります。
てか、換気扇近いし、うるさいし…
直接熱気がこないのはありがたいけど、なんだか微妙に敗北感…。

個人的には昔ながらの換気扇の方が好みだなぁ。
ヒモを引くのも哀愁あるしね。

Vol.17 「つり革って何?」
僕くらいの身長になると、もはやつり革なんて物は必要ありません。
まぁ、必要ないというか、
位置が低すぎて持ってても全く揺れに対応できないわけですよ(笑)
むしろ、つり革がぶら下がってる金属のバーが高さ的に丁度いいので
そこを持ってます。

ほらね、腕の角度がしっかり90度で丁度いいでしょ?
右に写ってるカメラマンのしんちゃんと比べるとなんだか笑えますが、
これは種族の違いによるものなので生物学的には全く問題ありません。

皆さんも電車に乗った時はこの「長身族専用バー」につかまってみて下さい。

Vol.16 「こんなことする奴はそうそういないですぜ…」
思いつきで撮ってみました。
普段は荷物を置く為に設置されている電車内の網棚に、
ちょこっと自分を置いてみました。
これがやってみると意外と楽だったんですよねぇ。
とはいえ、こんなお行儀の悪い乗り方はもちろんいたしませんことよ!オホホ。
なんだか井戸から這い上がる貞子のようにも見えますが、
網棚に這い上がってもホラーにはなりません。
ある意味ホラーですが…
こんなことが出来ちゃうのが…
そうです!「オレたち長身族」なのです。

ちなみにこの撮影、網棚の端に僕がいて、
反対側の端に脚立に乗ったしんちゃんがカメラを構えて立ってます。
はたからみると変な絵です(笑)。
実際、下に座ってるお客さんは何事かという目で見てましたから…。
車内の皆様、大変御迷惑をおかけしました。

 

Vol.15 「乗馬体験その2。」
前の画像ですでにお気づきの方もいらっしゃいましたが、
あぶみ(足をかける輪っかの事)はギリギリまで目一杯延ばして
もらったので、位置が絶妙に馬の腹部に回りこんじゃってます。
乗馬は、かかとで馬の腹部をけることでスピードをコントロール
するのですが…
空振っちゃって、け、けれない(汗)。

なんでも、僕みたいな長身族は、
かかとの代わりにふくらはぎを馬の腹部に当てて馬に合図を
出すと良いのだそうな。
とはいえ…これが結構な重労働なんですよ。
調教師の方いわく、僕みたいな人は、
かかとに鉄の付いたウエスタンブーツをはいてやった方が良いとの事。
いやいや、これまた長身族ならではの楽しいエピソードでした。

そして… 相棒とのツーショットその2です。

???

やっぱり僕の方が目線高いよなぁ…サラブレッドなのに…。

Vol.14 「乗馬体験。」
というわけで、無事に膝が割れることなく乗馬クラブに到着。

至るところに馬!

馬!

そして馬!

当たり前ですが馬三昧!
そんな中、一杯のコーヒーで冷えた体を暖めてから
早速乗馬タイムスタート!

厩舎より登場したサラブレッドくんが僕の乗馬初体験の相棒。
颯爽とまたがり、余裕のあるうちに記念撮影。
気分はもうG1で優勝したスーパージョッキーです。

このあと1時間ほどの乗馬体験。
なかなかどうして最初にしてはよく出来たほうではないでしょうか?
と自分に甘い。
実は相棒に恵まれただけなんですけどね。
そんなこんなで世話になった相棒と並んでツーショット。

あれ…?

ポニー?

確かサラブレッドだったよね? 
何でこんなに違和感あるんだろ…。
目線高いし。

…。

あの、まぁ無事に終わったということで…アハハ。
と笑ってごまかそーっと。

しばしの休憩をはさんでもう1時間乗っちゃいました!
次の相棒はクォーターホースという競争馬ではない馬。
サラブレッドより若干足が短めです。

あれ…?

ポニー?

…ま、まぁ一日楽しかったということで。

Vol.13 「高速バスにて移動中。」
僕がもう何百回と聞かれた質問。

[Q1]いつ頃からそんなに大きくなったんですか?
[Q2]バスケットとかなさってるんですか?
[Q3]御家族も大きいんですか?

などなど、このブログをご覧になってる長身族の方は同じ経験をしているはず。
なので聞かれる前に答えちゃいます。

[Q1]いつ頃からそんなに大きくなったんですか?
中学、高校の6年間で20cmくらい伸びました。

[Q2]バスケットとかなさってるんですか?
バスケットボールは小学5、6年生で、中学では陸上(走り高跳び)、
高校、大学でバレーボールをやってました。

[Q3]御家族も大きいんですか?
4人家族で下に妹がいますが、皆長身です。
正確にはわかりませんが父は175cm以上、母は165cm以上、妹は174cmくらいあったと思います。
そんなこんなの前置きがありまして、
今日は高速バスに乗ってかねてから念願だった乗馬に行ってまいりました。
そんな道中の一コマ。

高速バスの車内です。
お尻や腰よりも膝が痛いというのはどういう事?

前の座席の方へ一言。
それ以上背もたれを倒されると膝が…。

乗務員さんが車内アナウンスで
「シートベルトの着用にご協力くださいね。」
…。

シートベルトなんてするまでもなく、
僕の体はガッチリ固定されてますけどー!

Vol.12 「駅の待ち合い室にて。」
雨が降ってきて、少し肌寒くなってきたので,
電車が来るまでの時間、待ち合い室にて暖をとることに。
座って一息する中、ふと気づくと…

チカッ!チカチカ、チカッ!

あれ、球切れ?
と思ったら駅員さんが「すいませーん」と新しい蛍光灯を持ってきてくれました。
「交換するんでよろしいですか?」と僕が座ってた椅子の上で交換作業をしようとしてたのですが、
「僕やりますよ」と代わってあげました。

口をあんぐりの駅員さん。
「脚立いらないんですねぇ」と一言。
そして、そんな僕を撮る為に僕の横で、
しっかり「脚立」に乗ってるカメラマンしんちゃん。
「何の撮影ですか?」と駅員さん。

「いやー、それは…あ!しゅ、趣味です。」

説明に困る二人。

Vol.11 「狭き門なのです。」
※若干屈んで立ってます。

京王西口の連絡通路。
ここから都営線、大江戸線に乗り換えるわけですが、
僕たち長身族にとっては改札付近の開放感から一転、
なかなかの狭き門となります。
仮に僕がここから先に進みたくないと思ったときは…

このようにして駄々をこねると先へは進めません…。
どんなシチュエーションやねん!
では、実際に通路内に進入してみましょう。
薄暗い洞窟の中を、身を屈め頭上に注意しながら一歩一歩前に
進んでいくようなイメージです。

頭の上に雑巾を乗せて歩くと、
もれなく天井掃除ができちゃいます(笑)。
入り口には要注意!
万が一屈まずに進入した場合…

このようにぶつかってしまいます。
実際にここを通る方は「なるほど」と思いながら歩いてみてください。

Vol.10 「桜上水を観光名所に?」」
観光地に遊びに行くと、記念撮影用にその土地の名物キャラクターの
パネルが、顔の部分だけくり抜かれた状態で設置されていますよね。
皆さんも一度はなんらかのキャラクターに扮して、
記念写真を撮ったことがあるはずです。
僕の場合はパネルが設置されてなくても、
記念写真を撮ることができちゃいます。
例えば駅名を記した看板なんかは、地名がそのままそこに行った
記念になるので最適!
少し背伸びをするとちょうどいい感じだったので、
各駅停車が特急の通過待ちをしてるすきにこっそり?記念撮影。
なんだかレントゲン撮ってるみたいな感じになってますが…

皆さんも京王線に乗る機会があったら同じ場所で記念撮影
してみてください。
僕の偉大さが…いや、巨大さがわかるはず。

 

Vol.9 「頭ぶつけるどころの騒ぎじゃありません。」
このシリーズ(センチメートルジャーニー)をはじめてから
コメントの数がかなり増えて嬉しいかぎりでございます。
皆様ほんとにありがとう。
おかげで、兵庫県に住むうちの両親も、僕を大きく産んだことを喜ばしく思っていることでしょう。
産まれた時は小さかったんですが…。
こんなにジャイアントになったのはその反動なのでしょうかねぇ?

さて、皆さんのコメントに、
「電車に乗る時は屈まないと頭ぶつけちゃいますね」というのがたくさんありましたが…
青木さやかふうにお答えいたします。


「ぶつけるどころの騒ぎじゃねぇよ!」

頭どころか顔面ぶつけるし、屈まずに駆け込み乗車なんてした日にゃ、
乗り込んだ時にはなくなってるわ!!

それはそうと…

あっ!フロッグマンさんだ!
書き込みありがとうございます。感謝感謝。
そして何より、このブログ読んで旦那様に紹介してくださった
奥様に感謝感謝!

Vol.8 「電車なんて持ち上げちゃえ!」

ぬおぉぉぉー!
と、キングコングのように天井に手をついて電車と力比べ。
結果は…あえなく僕の負け。敵は手強く、まったく微動だにしません。

敗因は…

そうか!

写真を見るとわかるように、
天井に手をついた状態でも、まだ身長が余ってるから
体が微妙にくの字になってます。そう、体が伸びきらなかったから、
力が分散して持ち上げられなかったんです。

てか、そういう問題じゃねぇだろ!

 

Vol.7 「場外ホームラン?」
女性の皆様には本当に申し訳ありません。
コメントしづらい画像ではありますが…
トイレで小をするとき、
僕の大事な部分より便器がだいぶ下にある場合が多いので、
ちゃんと下に向けてするように気をつけないと
場外ホームランを打っちゃいます。
従って、写真のようによそ見をしてると・・・。

ホントに女性の皆様にはわからない長身な日常です。

Vol.6 「張り込みだ!」
ボス
「犯人はこの公衆トイレの向かいにある公園で薬物の取引をしているらしい、とのタレコミがあった。回りに注意して、張り込みを頼む!」

刑事
「わかりましたボス!」

ボス
「よし!頼んだぞ!」

刑事
「や、やばい!犯人と思われる人物がこちらに向かって来ます!」

ボス
「なに!?」

ボス
「それはまずいぞ!今、見つかるわけにはいかないからなぁ…
そうだ!とりあえず個室に隠れてやりすごすんだ!」

刑事
「わ、わかりました!この中にドロンします」


ボス
「いやいや、危ないところだったな!」

刑事
「危うく気付かれるところでした。」

カット、カット!

あかんがなぁ、アタマ出てるがなぁ。
犯人と刑事がニアミスですれ違う緊迫感のあるええシーンが
台なしやがなぁ。
かなんなぁほんま。誰がこんなデカイ役者つれて来たんやー!

すんません監督…

つづく?

Vol.5 「閉まる扉にご注意ください。」
ドラマのワンシーンでよくある光景。

遠距離恋愛のカップルが久しぶりに会えた週末。
互いの隙間を埋めるような楽しかった休日はあっという間に過ぎ去ってしまい、
また現実に戻る時間がやってくる。
発車のベルが鳴る中、軽く口づけを交わして後ろ髪をひかれるように彼は列車に乗り込む。
二人の思いを断ち切るかのごとく無情にも扉は閉まってゆく。

そしてBGM「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろ、ん〜」by 山下達郎

二人は閉じられたガラス越しに手を重ね、
見つめあいながら最後に互いの温もりを確かめあう。

そして…

カット、カット!

あかんがなぁ、顔見えてないがなぁ。
せっかくの泣かせ所のええシーンが台なしやがなぁ。
かなんなぁほんま。こんなデカイ役者誰がつれて来たんやー!

すんません監督…

つづく?

Vol.4 「待ち合わせの目印にされる。」
いわゆる通勤ラッシュの時間帯、
人混みの中、電車を待ってるとこんな感じで頭一つ抜けだしちゃいます。
この写真は随分前、撮影の前にしんちゃんが撮ってくれたんですが、
こんなふうに、反対側のホームから自分の姿を見たことなかったので、
自分でもびっくりです。やっぱりデカッ!!
まったく景色になじめてない感じがいいですねぇ。
「俺を見ろ!」と体が言ってます。
どうりで人から「昨日○○で見たよ。」って言われるわけだよ。

まあ、街中でこんな感じの僕なので、いつも友人との待ち合わせで、

「◯時に、渋谷ハチ公口、涼平を目印に」

と、集合場所にされてしまうんですよね。
人より目立つというのはいいことなのか悪いことなのか…。
というわけで…街で見かけてもそっとしておいてくださいね。
なんちって!

Vol.3 「なんか窮屈だよなぁ。」
カレンダー撮影時の一コマ。
衣裳や機材がたくさんあったので移動にはレンタカーを使いました。
ずっと自分で運転してたのですが、運転中、しんちゃんが
「涼平さん、シートもっと下げればいいじゃないですか」と言ったので
「これでいっぱいいっぱい」と答えると、
「狭そうですねぇ」と笑いながら写真撮ってるし!

長年この体と暮らしているもので、
自分では当たり前すぎて気付かなかったりするのですが、
こうして写真で見ると…やっぱり狭く感じるなぁ。
ひざにガッツリとハンドルが当たってるしね。

最近の車のCMは室内の広さをアピールしたものが多いですが、
僕がやるときっと説得力に欠けることでしょう。
この写真を見て「広い室内と快適空間!」と言われても
全く伝わりません。

借りた車は1800ccのワゴン車なので決して小さくはないのですが、
このあり様。
実際、軽自動車は運転できないです。辛うじて足を入れられても、
ハンドルが当たって回せなかったりするし…。
当然ながら座高も高いわけで、
停止線で信号待ちしてても、のぞき込まないと信号見えないし…、
明け方や夕暮れ時にまぶしくてバイザー降ろすと前が見えなくなる
し…、と、色々大変です。
このあたりのネタ?に関しては、
僕の目線で写真を撮って実際に検証してみるのも面白いかも
しれませんね!

Vol.2 「左側通行でお願いします。」
日本の道路は左側通行が原則ですから、
JRや地下鉄のホームに向かう階段も左側を下って、
左側を上がります。
ですから、仕切りの意味も兼ねて真ん中に手すりが設置して
ありますが、このてすりの高さが僕の股下に丁度いいんです。
あっ!決して足が長いという自慢ではありませんよ。
単なるネタですよネタ。
前に友人と飲んだ帰り、会話しながら階段を上がってたら、
話に夢中になりすぎて、知らず知らずに、
手すりを跨いだまま上がってたことがありまして…
その時にてすりの高さが自分の股下に丁度いいんだと気付いた
次第です。
まさに写真の状態…。
自分の中では日常のように当たり前だったので
「こんなことできるんだよ!」と軽い気持ちでやって見せたら、
必要以上にウケまくったしんちゃん。
慌てて携帯を取り出し「涼平さん、そのまま!」とパチリ。
笑い過ぎて手ぶれしてるし…カメラマンなのに…。

むしろ「そのまま!」はしんちゃんに言いたい。

Vol.1 「試着室にて」
「スターファイヤー!」
どうやら僕はプリンセス天巧にはなれそうにありません。
ある意味イリュージョンではありますが。

洋服を買いに行って試着室に入ると、
僕の身長ではよくこういう光景になります。
生首状態です。決して背伸びをしてるわけではありません。
店員さんが「いかがですか?」と訪ねると、
カーテン開けるのが面倒なので、
このように上から「大丈夫そうです。」とか、
「もう1サイズ上をお願いします。」とか答えたりします。
中には思わず「キャッ!」と声をあげた店員さんも…。
洋画を見ていると、刑事に追われた犯人が試着室に隠れて
変装してから出てくるシーンがよくありますが、
これでは無理なようです…。

ちなみにカーテンの中は全裸です。

…うそです。

残念ながら少し小さめだったので丁重にお返し致しました。